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「俺……店のオープンまでの期間、兄貴に紹介してもらった日本料理の店に住み込みで働こうと思ってる。


一年しか無い期間で沢山のことを得て


もっともっと自信をつけていい男になって帰って来るから。」




一年という言葉が

私の頭から離れてくれない…





「恋実？聞いて…？」



私の両肩に優しく手を乗せて
私を真っ直ぐと見つめた。




「俺は……生き生きと仕事してる恋実が大好き」



…。



「成長していく恋実を見ていると、負けてらんねーって思う」



…。



「いつまでも…

恋実に大好きでいてもらいたいから

俺も、頑張る…」





…蓮君。





「恋実…愛してるよ…」


「…私も…」






「…恋実…泣かないで？」



言われて初めて自分が泣いていることに気付く。



寂しくても…応援しなきゃ…。











「俺が帰って来たら…








結婚して…





一緒に暮らそう？」