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溺愛禁止。

第18章 二人の未来は…?

そう言ってくれたんだ…。




日本料理店に住み込みって…テレビでしか見たこと無いけど

早朝から深夜まで寝る暇も無く働きづめのイメージだ。


電話は持ち込み禁止だからと、蓮君は旅立つ前に私に自分のスマホを預けて行った。


連絡が取れないのは寂しいけれど
私達には不安は無かった。


何度も何度も愛し合って


旅立つ当日は笑顔で見送った。



それでもやっぱりとてつもなく蓮君に会いたくなった時は


置いていってくれた蓮君愛用の部屋着を抱き締めて眠るのだった。





電話もメールも出来なくて蓮君の様子が心配だったけれど


たった一つだけ、それを知る方法があった。




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「恋実!こっちこっち」


待ち合わせした居酒屋に入って行くと私に気付いて月子さんが呼んでくれる。


「店長、月子さんお疲れ様です」



二人とはよく一緒にご飯を食べているのだ。


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