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溺愛禁止。

第18章 二人の未来は…?

…………………///




愛しくてたまらないのは私も同じ…


久し振りに蓮君に会えただけで


ただそれだけで幸せなのに





こんなにも…幸せでいいの?





「恋実……?」



返事をせずに蓮君の顔と指輪を交互に見つめていると




「恋実……返事は?」



優しく聞かれる。







「………蓮君…


本当に私でいいの?」





「フッ…何言ってんだよ。


恋実がいいんだ。


恋実じゃなきゃ駄目なんだ。





……まだ聞きたい?


恋実以外は考えられないん…っ…」







今度は私から蓮君の唇を塞いだ。





私だって蓮君じゃなきゃ駄目…


蓮君以外は考えられない。









ゆっくりと唇を離して






「蓮………


愛してる。


ずっと傍に居たい」





そう伝えると彼はニッ、と笑って









「…知ってる」





また貪るようなキスをくれた。

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