秘密の時間は私のもの
第22章 願望
そうなれば、ルール4は採用。
颯太の隣にはいれなくなる。
こいつ、分かって言ってんだろうな?
そうなればお前にだって影響が.....
....でも、このままいたって同じ事。
ずっと逃げ続けても仕方が無いのだ。
颯太に気付かれていない今だからこそ
元の体制に戻さなければいけない。
滝波はそのチャンスをくれたんだ(8割型自分の欲望だろうが)。
だけど....でも....俺は.....嫌なんだ
セックス“フレンド”なんて関係を引きずるのは
告白をする勇気も、告白をして良い関係でもないのに
おこがましくもそう思う。
うだうだうだうだ煮え切らない俺に
滝波は痺れを切らしたのか。
支援であろう言葉を吐くためか、息を吸い込んだその時。
とさっ.....
俺の体は床に倒れ、目は天井を捉えた。
一瞬何が起きたのか混乱するも、それはすぐに解決する。
天井を捉えていた目が颯太の顔を捉えたからだ。
つまり俺は颯太に押し倒されたのだ。
「......そ、うた...?」
「.........」
俺の問い掛けに応じない颯太の目。
見たことの無い野獣の目がそこにあった。
颯太の隣にはいれなくなる。
こいつ、分かって言ってんだろうな?
そうなればお前にだって影響が.....
....でも、このままいたって同じ事。
ずっと逃げ続けても仕方が無いのだ。
颯太に気付かれていない今だからこそ
元の体制に戻さなければいけない。
滝波はそのチャンスをくれたんだ(8割型自分の欲望だろうが)。
だけど....でも....俺は.....嫌なんだ
セックス“フレンド”なんて関係を引きずるのは
告白をする勇気も、告白をして良い関係でもないのに
おこがましくもそう思う。
うだうだうだうだ煮え切らない俺に
滝波は痺れを切らしたのか。
支援であろう言葉を吐くためか、息を吸い込んだその時。
とさっ.....
俺の体は床に倒れ、目は天井を捉えた。
一瞬何が起きたのか混乱するも、それはすぐに解決する。
天井を捉えていた目が颯太の顔を捉えたからだ。
つまり俺は颯太に押し倒されたのだ。
「......そ、うた...?」
「.........」
俺の問い掛けに応じない颯太の目。
見たことの無い野獣の目がそこにあった。