秘密の時間は私のもの
第26章 忠告
しかしどうしても届かないらしい。
「そんなことありません。だって貴方、普通科ですよね?
滅多に来ない方がわざわざということは、かなりの用と見ました」
その言葉に悪気が無いことは重々承知。
だが、タイミングが悪過ぎた。
差別するような会話を聞き続けた俺にとっては
"普通科"その1語だけで十分キレるに値するものだった。
プチン....
「うっせぇんだよ....」
「.....はい?」
恨むなよ。女
しつこいお前も悪いしな
すぅと息を吐き、思いつく限りの言葉を吐こうとした時。
「てんんぐっ?!」
何者かによってそれは阻止された。
その何者か。
目の前の女の目がハートになったことと
「朝月、ありがとう。こいつ、俺の友達なんだ」
「あ、あ、そ、そうなんだ....」
「あぁ。そういうことだから、じゃあ」
その声で探し人、上野だと察した。
文句の1つ2つ言おうとしたが、口の拘束は取られず。
俺はそのまま引き摺られるように、上野に連行される。
いや、おかしくね?逆じゃね?
思い、手の拘束を取ろうとしたが、微動だにせず。
俺は諦めたのだった。
「そんなことありません。だって貴方、普通科ですよね?
滅多に来ない方がわざわざということは、かなりの用と見ました」
その言葉に悪気が無いことは重々承知。
だが、タイミングが悪過ぎた。
差別するような会話を聞き続けた俺にとっては
"普通科"その1語だけで十分キレるに値するものだった。
プチン....
「うっせぇんだよ....」
「.....はい?」
恨むなよ。女
しつこいお前も悪いしな
すぅと息を吐き、思いつく限りの言葉を吐こうとした時。
「てんんぐっ?!」
何者かによってそれは阻止された。
その何者か。
目の前の女の目がハートになったことと
「朝月、ありがとう。こいつ、俺の友達なんだ」
「あ、あ、そ、そうなんだ....」
「あぁ。そういうことだから、じゃあ」
その声で探し人、上野だと察した。
文句の1つ2つ言おうとしたが、口の拘束は取られず。
俺はそのまま引き摺られるように、上野に連行される。
いや、おかしくね?逆じゃね?
思い、手の拘束を取ろうとしたが、微動だにせず。
俺は諦めたのだった。