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秘密の時間は私のもの

第27章 有言実行

無駄無駄。


さっきまで、感じてましたって顔で睨まれても全く怖くない。


それに力だって全然じゃねぇか。


俺の腕を持つ、颯太の手を押し切り突起を強めに摘む。



「ひぁ、あ!」

「いい声。好きだもんな。痛いの」

「な!ち、ちが!」

「どこが」



かりっ



今度は爪を立て、引っ掻くように虐める。



「ふ、ぅ、くっ」

「ほら、腰、震えた」

「ん、ぅ」



俺が颯太の近況を伝える度、颯太の視線は上野へ映る。


その様子に


“今は俺とシてんだから、俺のことだけ考えろ”


そんな甘い言葉が頭を過ぎった。



まあ、言わずとも内にそうなる



撫ぜて、捏ねて、摘んで、引っ掻いて....


様々な方法で突起を弄っていく。



「凄いな。颯太。お前のここ、女の子みたいにぷっくりしてる」

「ぅう、ぁ」



いつも以上に口が動くのは、目の前の奴に知らしめる為。



俺は、ヤるっつったらヤるぞ

お前が目の前に居ようが居まいが



目で訴え、圧をかける。


それを悟ったのか、眉間に皺を寄せる上野。


ピリッとした空気の中。


聞こえたのは



「ふーふー....」



荒い鼻息。

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