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秘密の時間は私のもの

第27章 有言実行

その鼻息は、もちろん俺のものでも颯太のものでも


間違っても上野のものでもない。


となるともう1人しかいない。



「ふふ....もう最高ですね。これ、3Pも夢じゃない....」



人のセックス見て、そんなことを抜かす変態女。


滝波は、今日は今日とて絶好調らしい。


上野がいるから抑えようとか思わない。


上野がいるからこそアクセルを踏み抜きやがる。



ここで、ブレーキ踏めるんなら

そもそも、人のセックス見せて、なんて突飛なこと言わねーか



そんな光景に俺らは慣れているが


(それはそれで、どうかと思うが)


見慣れていない上野の滝波を見る目よ。


妖怪でも見てんのかって程だ。



「は、ぅう、いたっ、痛い......亜....はな、して......」



その様子を若干面白がって見てて、忘れてた。


そういや、俺、颯太の突起持ったままだったな。



に、しても滝波の野郎、上野の視線持ってきやがって

上野はこっち向いてなきゃダメなんだっつーの



俺が上野がいるにも関わらず、見せ付けるようにしてんのは


当たり前だが、滝波に素材をやるためでは断じてない。

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