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秘密の時間は私のもの

第28章 初めて

何故って、さっきの日常ってのが出てくる訳で。


あいつらのルール4が適用されて、それを壊されるのが嫌だから。



だろうな



“違うよ。立川。お前のそれは認めていいものだ”

“だってその気持ちは、藤塚も持っている”

“{ }なら、ルール4は適用されないんじゃないのか?”

“適用されないどころか、2人はもっと幸せになれるんじゃないのか?”



そんな言葉を、笑顔と共に立川に告げれる程、俺は綺麗な人間じゃないらしい。


例えば、気付かないようにしている理由がもう1つあって


それが



“僕は、上野が好きなんだから!”



そんなものなら、どれほど喜ぶ事だろう。


それが理由ならば、お前の中を俺でいっぱいにして


藤塚への気持ち等、忘れさせてやるのに.....


なんて、そんな都合良く世の中回らないのも知ってるから


変な期待も、ヤンデレ思考も途方へバイバイだ。



それに、俺でいっぱいって....



考えるだけで頭がショート寸前になる俺には、相当難関だ。


そんな俺が



「ひぁ、あ!」



他人のセックスの前戯を間近で見てるたぁ、驚き桃の木山椒の木だわ。

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