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秘密の時間は私のもの

第29章 相談

もう何度目か。


振り返り、俺を見る颯太。


その目が訴えることなど、1度目のそれで汲み取っていた。



“お願い。亞........
もう.....もう....終わらせて.....”



終わらせる、が意味するのは、お互いがイく、ということ。


床は汚せまいと颯太のアレを手で包んでいる訳だが


見なくても分かる、どろどろ具合。


こんなもの決定的な刺激


つまり、挿入してしまえば、あっという間に快感を吐き出す。


俺も現在、相当ズボンがきつい状態。


吐き出す際の刺激で容易くイけることだろう。


でも、それをしないのは、まだ足りないと思うから。


颯太が俺を嫌うには、まだまだ虐めたりない。



ダメなんだよ。颯太

ルール4が適用されることなんて考えられない程

お前の頭は上野でいっぱいでないと



俺のことなんて、考えたくない程、嫌いで、いいんだ



ごりゅっ



「ひゅっ?!」



俺が、引っ掻いた場所、どうやら イイところ だったらしく


颯太の喉が鳴った。



「ここか?」



なでっ....



颯太が俺に振り返り、頭を激しく降る。

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