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秘密の時間は私のもの

第37章 ハピエン厨ですから

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ホテルの一室。


男3人がそこのベッドに座り、女1人がその脇、カメラを持って待機中。



.....なんだこの狂った空間



だが、この状況の意図は充分汲み取れる。



「いつでもどうぞ。3人で、ヤって下さい」



まあ、そういうことだよなぁ....



滝波のこのぶっ飛んだ思考は、一体どこから出てくるのだろう。


積もる話をしに、ここに来たんじゃないのか。


ここまでぶっ飛ばれたら、突っ掛るのも突っ込むのも面倒臭い。


つーか、正直、颯太に触れるなら


3人だろうが、振られようが、どうでもいい気さえしてきた。


滝波のぶっ飛び思考に感化されたのか、確実に俺の思考も危ない方向へいっている。


しかし、純粋(笑)上野の思考力はまだ感化されていないようで。



「ちょっと待てよ。なんでそうぶっ飛んだ思考になる?積もる話をするために移動したんじゃ....」

「んな堅苦しいのは、別にヤってからでも構わないんですよ」



上野が正論。


滝波のは暴論。


理解しているのに、滝波を支持してしまう俺。


証拠に、俺の目に映るのは、言い合いを始めた2人を心配そうに見詰める颯太。

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