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秘密の時間は私のもの

第37章 ハピエン厨ですから

颯太の体はピクピク痙攣をしノックダウン状態。


意地の張合いをし過ぎて、迎えた結末。


まさかの、イかず終い。



なんて....させるかよ



幸い、俺のブツは颯太の口の中。


このまま腰を動かせば、イける。


確信し、動かそうとした時。


ブツが冷たい空気に充てられる。


上野か、と瞬時に判断し睨むも


上野の腕の中に颯太はいない。


と、なるともう1人しかいない。


ぎろりとそいつを睨めば、案の定。


颯太は滝波の手中に収まっていた。



「.....返せよ」



まだイってない苛立ちからか


少しきつい物言いになる。


だけど、流石滝波。


物怖じ1つせず、俺を軽蔑した眼差しで見詰める。



「“返せ”ですか
絶対嫌ですね。今の貴方には尚更
私は前にも言いましたが、ハピエン厨なんですよ
こんな画、望んでない」



強く言い放っているが


半分以上意味が分からないから


イライラは増すばかり。


思わず滝波の胸ぐらを掴もうとする俺を、上野が制す。



「おい!落ち着けって!!」

「離せよ。望んだ画じゃない?
ふざけんな
お前のためにこちとらセックスしてる訳じゃ」

「そうですよ。当たり前です
貴方方は、颯太くんを愛する為にスるべきです」



ズバリ、正当意見。


ここで、していたと言えない俺ら。

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