秘密の時間は私のもの
第38章 秘密の時間は
そんなもの理解してと強要されても迷惑なだけなので
その世界に置いておいてくれればいいのだが
何度も言うように私はハピエン厨。
みんな幸せでなければ嫌なのだ。
藤塚氏はそれで幸せなのだろうか。
気持ちを読む為、横顔をちらりと見るけれど
モテる理由が分かるそれからは何も読み取れず。
「...藤塚氏はそれで幸せなんですか.....?」
分からないなら聞く、といういつもの癖が出
勝手に口が動いてしまった。
よく考えると、少し配慮が足りなかった質問のような....
考えていると藤塚氏がポツリ独り言のように呟いた。
「.....少なくとも、不幸ではねぇよ」
幸せだとは言い切らずとも、不幸では無いと言う。
本人が言うのだから、間違いでは無いのだろが
どこか煮え切らない。
幸せと言い切らなかったから?
「つーかさ、そのーハピ....ハピ」
「ハピエンです」
「あー、それ。それっつーのはさ
小説とか漫画だけに適用されんじゃねーのか」
.....言われてみれば。
しかし、現実でこんな漫画みたいな展開が目の前で繰り広げられれば
ハピエン厨を発動させてしまうのも
仕方が無い気がするような、しないような....
その世界に置いておいてくれればいいのだが
何度も言うように私はハピエン厨。
みんな幸せでなければ嫌なのだ。
藤塚氏はそれで幸せなのだろうか。
気持ちを読む為、横顔をちらりと見るけれど
モテる理由が分かるそれからは何も読み取れず。
「...藤塚氏はそれで幸せなんですか.....?」
分からないなら聞く、といういつもの癖が出
勝手に口が動いてしまった。
よく考えると、少し配慮が足りなかった質問のような....
考えていると藤塚氏がポツリ独り言のように呟いた。
「.....少なくとも、不幸ではねぇよ」
幸せだとは言い切らずとも、不幸では無いと言う。
本人が言うのだから、間違いでは無いのだろが
どこか煮え切らない。
幸せと言い切らなかったから?
「つーかさ、そのーハピ....ハピ」
「ハピエンです」
「あー、それ。それっつーのはさ
小説とか漫画だけに適用されんじゃねーのか」
.....言われてみれば。
しかし、現実でこんな漫画みたいな展開が目の前で繰り広げられれば
ハピエン厨を発動させてしまうのも
仕方が無い気がするような、しないような....