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秘密の時間は私のもの

第5章 見せてもらった 1

それからの事の進みの早いこと。

あっという間にお互い裸になり、あっという間に堤のブツは神月の菊門に飲まれていた。


ーー男、初めてなんだけど


堤のそんな思いは何処へやら。

セックスをしたことがないと言えば嘘だが、菊門は初体験の堤。

それがまさか男のものとは誰が予想できただろう。

それがこんなにも気持ちのいいものだということも。

腰を振れば、女のソレより吸いつくそいつに堤はハマりつつあった。

それを見透かすように神月が後ろを振り返りニヤケ面。


「ハマ、りそう....でしょ?んぅ」

「........ほざくな。変態。お前はただ喘いでろ」


ぱんっと勢い良く腰を打てばあぁあん♥と甘い声が神月から漏れた。

イジメてと言っただけあって、神月という男はドのつくMらしい。

別に堤にそういう趣味はなかったのだがニヤけてしまう自分がいた。

堤は誰かが自分の支配下にいることが快感として感じ始めたのだ。

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