年上のカノジョ
第7章 動きだすココロ
友洋は遥にフラれたんだ。それなのに祭りに遥を誘えないかって…
『遥の予定がわからないから何とも言えないけど、誘うことはできるよ。でも、いいのか?』
嫌な予感を感じつつ返信する。
『平気。フラれたけど遥さんのこと諦められないし。まだ好きだから会えるだけでも嬉しい。まあ、遥さんさえよければだけど。一応誘ってもらえる?』
…ああ、やっぱり。
わかってたけど、こう堂々と宣言されると、間違っても自分の気持ちなんて言えない。
『了解』
短いメールを返し、すぐに遥へとメールを出す。
『夏祭りの日、予定ある?なければ一緒に行かないか?こっちは友洋と行くから、遥も友達誘って来てくれたらありがたいよ』
送信ボタンを押すとメールのアニメーションが動き、メールが送られて行った。
遥からの返信を待つ間、そういえば昔近所の秋祭りに遥と行ったことを思い出した。
あの頃の俺は小さかったから、迷子にならないように遥に手を握ってもらっていたっけ…
メールの着信で我にかえる。
遥からだ。
『わかったよ。友達のひかる(サッカー見に行った子ね)も行きたいって。いいかな?』
『もちろん』
返しながら、何だか複雑な心境だった。
『遥の予定がわからないから何とも言えないけど、誘うことはできるよ。でも、いいのか?』
嫌な予感を感じつつ返信する。
『平気。フラれたけど遥さんのこと諦められないし。まだ好きだから会えるだけでも嬉しい。まあ、遥さんさえよければだけど。一応誘ってもらえる?』
…ああ、やっぱり。
わかってたけど、こう堂々と宣言されると、間違っても自分の気持ちなんて言えない。
『了解』
短いメールを返し、すぐに遥へとメールを出す。
『夏祭りの日、予定ある?なければ一緒に行かないか?こっちは友洋と行くから、遥も友達誘って来てくれたらありがたいよ』
送信ボタンを押すとメールのアニメーションが動き、メールが送られて行った。
遥からの返信を待つ間、そういえば昔近所の秋祭りに遥と行ったことを思い出した。
あの頃の俺は小さかったから、迷子にならないように遥に手を握ってもらっていたっけ…
メールの着信で我にかえる。
遥からだ。
『わかったよ。友達のひかる(サッカー見に行った子ね)も行きたいって。いいかな?』
『もちろん』
返しながら、何だか複雑な心境だった。