テキストサイズ

あの日が変わった物語

第5章 伝えて

智「じゃあ、和也。寝ようか?」

和也「うん!」

俺たちは布団に移動する。

一緒に布団に入り智はギュッと俺を抱きしめてくれた。

そして…

和也「ん…ぅ…」

唇が重なった…

智「好きだよ…?和也…」

智は俺を好きでいてくれた…

それが何よりも嬉しい…

でも…

和也「智…」

俺は智の目を見て…

和也「俺も智のこと…好きだよ…でも…」

智「でも…?」

和也「俺は子犬で人間に恋しちゃダメなんだ…智を騙してるみたいになるけど…ごめんね…」

智は少し悲しい顔をしていた。

智「そっか…」

和也「だからと言って嫌いにならないで…智に捨てられたら…俺…!」

俺は智に強く抱きつく…

和也「もう生きていけない…」

すると智は背中をトントンとしてくれた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ