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～Takanori Side～

少しジムで動いた後、ちょっと廊下に出てみた。　すると、臣さんと話している彼女を見つけた。　臣さんはしばらく話した後、彼女から離れていったから、ちょっと彼女のもとに行ってみた。
「鈴音ちゃん！」
「岩田さん！　どうかしましたか？」
「あのさ、今日のスケジュールって、どうなってる？」
「今日ですか？　この後は…、ドラマの撮影が入ってます。」
「そっか。　あのさ、もし良かったら、ついて来てくれない？」
なんとなく、誘ってみると…
「私ですか？」
と驚いた顔で見てきた。
「うん。　もし、他のメンバーの仕事が入ってるんだったら、別にいいんだけどさ。」
「あ、何もありませんよ。　でも、一応確認してきますね。」
「OK。　待ってるから。」
「分かりました。」
そう言って、彼女はスタッフルームの方へと行った。

しばらくして…。
「岩田さん！　お待たせしました。　行きましょう。」
と言いながら彼女が来た。
「そうだね。　行こっか。」
俺がそう言って歩き始めると、彼女は笑顔でついてきた。　可愛い…。