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「瀬川ありがと。駒場さんにも言っておいて。」
「うん！るーちゃんも風邪には気を付けてねー」


瀬川を見送るために一緒に玄関までいく。
瀬川は楽しそうにスキップしながら廊下を歩く。

「瀬川？」
「はーい？」
「えと、楽しそうだな。」
「へへ。いつもこうしてる方がー和に喜んでーもらえるのー」

にこにこしながら話す。
そんなに好きなのかな？
瀬川はそんな俺の心の声を読みとったかのようにこう続ける。


「ふふーん！るーちゃん俺は和が好きだよ。ずっとね、一緒にいたいくらい。和はね寂しいのーだから俺ねーずっとそばで支えるのー！和が最初にそうしてくれたみたいにねー」
「？」
「へへ。じゃあーねー。」



意味深なことを呟き瀬川は家を出ていった。
駒場と瀬川は何かあるのかな。
寂しい・・・・か。