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その男の指示でグループが数個できる。
そのグループはこれから共に戦地に向かう仲間となった。

「荷物は必要ない。君たちは先に行っている先輩刑務官の指示にしたがえばいい。わかったな？では、行こう。」

そういわれ俺たちは政府専用の飛行機に乗せられ戦地へと連れられた。
飛行機内で銃を手渡され、使い方の講習を受ける。
時間にして6時間・・・
目的地につき俺たちは飛行機から降ろされ、先輩刑務官の迎えで戦地近くのキャンプ場へつれていかれその日は休ませてもらうことになった。

翌朝、改めて外へ出て気がつく。血と火薬と死臭がたち混み、人々の異様な殺気に包まれるここは戦場なんだと。
そんな異様な中で過ごすことになるのだと。

「新人諸君、君たちはただ機械的に敵の殲滅をすればいい。今日はＢ地区を制圧する。」

地図を広げ指示を受ける。
その内容はあまりにもずさんすぎる作戦・・・
これでは仲間の兵士すら犠牲を出す。

「あの、お言葉ですが・・・」
「なんだ？貴様新人がなめた口を利くな！」

あー、ここもか。
縦社会。先輩命令は絶対てか？