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特別刑務所(仮)

第38章 希沙の日常

買ってきたロールケーキとコーラでお腹を満たすと眠くなってうとうとしていた。
すると、優しい声が頭に降ってきた。



「希沙、風邪引くよ」
「あ、お帰り。早かったね?」
「今日は案外ね。」
「かずーお腹すいた」



俺がそういうと机の上を見つめたあとクスッと笑って俺の頭に手をのせた。

「何?」
「夕飯まで待っててね。希沙少し食べ過ぎ。」
「えー?どうせ夜で消費されるもん!いいじゃーん」
「ふーん。ま、いいけど、そこまで言うなら今夜は希沙には本当に体力使ってもらおうかな?」



意味深なことを呟きながら和は俺にお菓子をくれた。

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