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特別刑務所(仮)

第42章 迷い猫

ど、どうして?
何で俺が猫になってるの?
と、とにかく落ち着かなきゃ!
えーでも、戻れなかったらどうしよう・・・
いやいや、落ち着け俺!ありえないありえない!
これはあれだ!夢だ!そうか!夢かー
さめろ!


そう思っておもいっきり家の窓に頭からぶつかりに行った。
ゴンッと言う鈍い音と脳天に響く痛みがこれは夢じゃないよと俺に知らせる。


どうしよう・・・
夢じゃない・・・

「にゃー」
(くじょー)


寂しく一人・・・いや
一匹で俺は小さく九条を呼んだ。

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