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特別刑務所(仮)

第7章 報告。

「ただいまー!あ、るーちゃんはスリッパなにがいい?熊さん?アヒルさん?ひよこさん?ぱんださん?」

何やらファンシーなスリッパである。

「なんでもいい。」
「じゃーねー、これかしてあげるねー」

そう言って選んだのは熊のスリッパ。
ただこのスリッパの熊右が白く左が茶色い。

「あ、それね、同じなの!セットなのー!あ、もとは白熊なんだけどね、俺がコーヒーこぼしてね、茶色に染まっちゃったのー」
「そうなんだ。」

コーヒーね。それにしても綺麗に染まっているな。

「いらっしゃい。瑠依君。」
「あ、お邪魔します。」
「かずークッキー食べるー!」
「後でね。」

駒場は瀬川の頭を撫で俺にゆっくりしていってねと言い、部屋に戻る。

「あ、みんなね、上にいるの!はやくいこーー」
「あ、ああ。」

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