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特別刑務所(仮)

第8章 狩野。

「あ、首に鎖つけて歩いた方がいいよー。最初はさー皆反抗するんだよねー。今じゃいい子だけどうちの子もさ、最初は大変だったんだからー。毎日毎日教えに教え込んでやっといい子になったんだよ。」
「なるほど。」

増田は木下に言われるがまま俺の首輪に鎖をつけ、それを引っ張り歩き始める。
二人は楽しそうに話ながら前を歩く。
正直自分よりも歩幅の広い二人にあわせるとやや小走りになる。

「あー、ここここ。このお店で服は揃えられるよ。」

店の中には色々な服が売られている。
男物から女物サイズもSS から3Lまで。

「んー。お!これなんかいいな。」

そう言って増田が俺の前に出したのは制服のようなもの。
ただし女物。

「いいのあったー?」
「これなんてどうです?」
「かわいいねー。夕日君着てみたら?」

何をいってるんだ二人は?これを?俺が?
二人に無理矢理その場で服を脱がされ増田が選んだ服を着せられた。

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