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特別刑務所(仮)

第8章 狩野。

何度目かの射精。
すでに透明の液体でしかない。
それに気づき、機械を止め瓶をと棒を外し、精子の入っている瓶を新しいものに変える。

「ちゃんと出てないのにこれにされちゃ叶わない。これには精子しかいれちゃダメだ。だからおしっこのときは俺に言うんだよ。あと今みたいと精子がでないときも。」

そう言って、またスイッチをいれる。けして解放はされない。精子はほとんどでない状況になりただ薬の効果で体はいきつづける。
そのうち射精なしで数回いった。

「あ、先輩おかえりなさい。」
「ただいまー。どう?」
「もうからいきですね。」
「つらいだろうねーでもかわいい。」
「これ借りていって良いですか?」
「いいよー。帰るの?」
「はい。」

じゃあねーと木下に見送られ俺は敏感に感じる肌を露にしながら外へ連れ出され自宅へ戻る。
自宅のベッドの上で寝ることもなく夜通し吸われ続けた。

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