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保健性活委員

第4章 水色




少しずつ近づいてくる



「.....誰....?」



心臓が勝手に激しく暴れはじめる


「    」


うるさい心臓が聴覚の邪魔をする

どんどん近づいてくる


「     !!」


――――――――――――――――――――――
――――――――――――――

「さおちゃん」

―――――――――――――――――
―――――――――――――


指先が冷たくなっていく

震えが止まらない

どうしよう

逃げなきゃ

足が動かない

やだ

動いて






「.....や...たすけ...」











そこからの記憶はない



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