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保健性活委員

第4章 水色

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『好きなんだよ』


一歩一歩近づいてくる。


いつも癒されていた笑顔になぜか恐怖を感じ後ずさる。


『・・・・京ちゃん?』



『さおちゃんも、俺のこと好きでしょ?』



既に私の後ろには壁が立ちはだかっていた。


『さおちゃん・・・・』



『わ、私は・・・京ちゃんのことはそういうんじゃなくて・・』


しどろもどろに口を開くがうまく言葉が出ない。


『さおちゃん。大丈夫だよ。』


京ちゃんの手が私の頬に伸びてくる。


『やっ!!』


逃げ出そうとするが、行く手を塞がれる。


そんな私を京ちゃんは・・・

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「水色・・・・」



「え?」


いきなり後ろから聞こえた声に肩を震わせる。


後ろを振り返ると誰かが立っているが、逆光で顔がよく見えない。


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