無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「と、富岡君なんだけど…」

「富岡！？ あの、富岡 駿！？」

「そ、そうみたい…////」

「なんで？ どこが好きになったの？」

好きに理由なんてあるのだろうか。
いつの間にか恋に落ちてた。
自分でもいつ好きになってどこが好きとか
わからない。
あの人の全てがすき。
ただそれだけだ。

「自分でもよくわかんないけど…
いつの間にか目で追ってたの。毎日会うのが楽しくて。でも、富岡君の目には私が映ってないのが悲しくて、切なくて。」

芽衣は優しい目で微笑んだ。

「おめでとぉ。」

芽衣が優しすぎて思わず涙がこぼれた。

「もぉ、なに泣いてんの！」

私、芽衣が親友でよかった…。
心からそう思った。

「富岡は鈍感だよ。 頑張んな！」

「うん…！」

私、今日のことぐらいじゃへこたれないよ。
もっともっと富岡君に近づけるように
頑張るから。