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抑えきれない気持ち…

第14章 番外編 大学生活

すると和は俺の首筋の裏に手を滑らせる。

和也「これ…キスマーク…」

雅紀「…‼︎」

あの人に付けられたんだ…

雅紀「ダメ…‼︎」

俺は和から離れた。

和が触れちゃダメなんだ…

こんな体に…

和也「どういう…ことだよ…雅紀…」

俺は自分の体を抑えて後ろを向いて話す。

雅紀「実は…同じ文学部の人に襲われたの…抵抗したけど力が入らなくて…触れられておまけにキスマークも付けられて…こんな…気持ち悪い体に…」

俺は肩を震わせて泣いた。

もう…和に幻滅された…

何もかも…嫌だ…

すると暖かさが感じた。

見ると和が後ろから抱きしめていた。

雅紀「和…!離れ…」

和也「黙って…」

低い声で言われてビクッとした。

俺は何も言わず和に抱きしめられていた…

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