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抑えきれない気持ち…

第2章 好意

和也sid

「二宮さん!今日は俺と!」

「いいや!俺と!」

俺は断った。

翔「断るなんて珍しいじゃん。なんかあったの?」

和也「わかんない…」

昨日の雅紀の顔が…

ニコッ…

俺に向けた優しいあの笑顔が頭に残る…

多分もう…

体が雅紀しか受け付けないのかも…

他の奴らと体を重ねても何も感じないから…

こんなこと…彼奴に言っても引かれるだけだ…

翔「どこ行くの?」

和也「屋上。」

俺はそう言って屋上に向かった。

屋上に向かう途中何やら話し声が聞こえた。

ここあんまり人が通らないのに。

すると、

「やぁ…!やだぁ…!」

和也「…!」

この声…!

俺は聞こえた方向に走っていった。

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