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抑えきれない気持ち…

第20章 番外編 クリスマス

和也「ごめん…遅くなって…」

雅紀「ううん…」

和が俺の頬に触れる…

和也「泣いてたの?」

俺は目を逸らした。

和也「ごめん…雅紀の誕生日なのに…」

和は持っていた袋の中から何か出してきた。

和也「はい、プレゼント。」

俺は開けてみる。

雅紀「ブレスレット…?」

それは綺麗な緑色したブレスレットだった。

和は右手にはめてくれた。

和も手首を出して、

和也「同じ種類。俺が黄色で雅紀が緑色だよ。」

雅紀「和…」

和也「お誕生日おめでとう、雅紀。」

俺は涙が止まらず和に抱きついた。

雅紀「ありがとう…和…本当に…」

和も抱きしめ返してくれた。

雅紀「和…もう一ついい?」

和也「ん?なに?」

雅紀「ツリー見に行きたい…和と一緒に…」

和也「いいよ。」

俺たちは街のツリーを見に行く…

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