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抑えきれない気持ち…

第5章 事件

和也「なんで言わなかった…」

和が怖い…本気で怒ってるんだ…

雅紀「ごめんなさい…母さんが知り合いの人にクラブを1日手伝ってほしいって言われて…俺のことだから和に言っても迷惑だと思って…」

俺の目から涙が流れる…

和也「言わないとさっきみたいに襲われてたかもしれないんだぞ…俺が来なかったら…」

雅紀「ごめん…なさい…」

すると和は優しく抱きしめてくれた。

和也「お前のこと迷惑なんて思ってないから…ちゃんと言って…雅紀…」

雅紀「ヒック…う…ん…」

俺も和の背中に手を回し抱きしめ返す。

雅紀「でもどうして和が…?」

和也「雅紀の母さんから聞いた。たまたま出掛けたら会ってそれを聞いたんだ。」

雅紀「そっか…」

和也「雅紀…」

体が少し離れ和を見ると、

雅紀「んっ…」

唇が重なった…

和也「この先何があってもお前を離さないからな…雅紀…」

雅紀「うん…離さないで…」

俺たち目を合わせて再び唇を重ねた…

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