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私は官能小説作家の素材

第3章 再び

その後、ケイスケは火照った真菜を無視して服を着せていく。


正直、なんか気持ち悪いけど、いまさら


「やっぱり、ヤろ?」

なんて、簡単に言える女でもないし、結局この日は彼からの原稿も


「ごめん。今回は、許して」


胸の前で手を合わせて言って再びパソコンに向かう。


「では…今日は帰ります…ゴホッ…」

「いや、今日は帰さないから」



え!?


ええええ!?



「そんな、驚かなくてもやらないから。しかも、病人なんだし」




あ、そっか。

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