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私は官能小説作家の素材

第5章 本心

「なんか、さ」

突然話出すケイスケ。積極的だねっといってあげたい。


「今日の神屋…さぁ…」


やっぱ、じれったい。プレイなの?なんなの!?


「えろい…」

「は…ぃ……?」


いっつもエロいこと言ったりしたりするの貴方ですけど。


「…!!」


隣で座っていた彼が突然、私の頭をぐいっと引き寄せ、厚い胸板に頭が引っ付く。
そして、私の黒髪に手を通し始めた。


「何で、おろしてるの」

「ええっ…とぉ…」


寝坊とはすごく言いづらい。

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