先輩と部活
第2章 類先輩と部室で
先輩はきょとんとした顔をしている
「なんでって、れなちゃんが好きだからだよ?」
「そ、それでもいきなりこんなこと…!」
部室で。後輩に。レイプと一緒だよこんなの!
でも次はしょぼんとしたような様子で
「ごめん…止められなかったんだ…ほんとにごめんね…」
うっ…
不覚にも可愛いと思ってしまった
さっきまでのSっぽい一面はどこへ…
「でも、れなちゃんも気持ちよさそうだったよ?」
「そ、それは…」
図星だった
恋人じゃない人ととはいえ、気持ちよかったのは確かだった
そんな自分を軽く軽蔑してしまう
私って、変態、なのかな…
私も自然と沈んだ気持ちになる