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先輩と部活

第2章 類先輩と部室で



「そっか…わかった。ごめんねいきなり」

私の服を整えながら言っている
何か変な感じ…先輩に開けられたブラウスやカーディガンのボタンを、また先輩が閉めるなんて…
本当に私達、しちゃったんだなって思った

私がボーッとしていると、

「よし、綺麗になった。れなちゃん。こっち向いて」

我に帰ってパッと上を向く

「は、はい…っ」

その瞬間に先輩は私の頭の後ろに手を回しぐいっと引き寄せて

ちゅっ

キスをした。それも唇に。
今更唇ぐらいどうしたって感じだけど。

「な…っ、な…っ!」

ふいうちでドキッとしてしまった
顔が熱い。絶対顔赤い~!!

こういうのは、恋人同士になってからするものなんじゃ…!

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