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先輩と部活

第4章 押し入れの中



「…でも、ギター弾いてる姿は凄いかっこいいです」

「それはそれで照れるって…//」

目をあわせられないのかそっぽを向きながら言った
その時にみえた先輩の耳は真っ赤だった
だけどそれは言わないでおこう。。。


私は身だしなみを整えながら考えていた。
類先輩のこととか柴野先生のこととか、もちろん優人先輩のことも。

そういえば、類先輩もう帰ったのかな?
優人先輩が他の部員もくるって言ってたけど…

「優人先輩、皆どうして戻ってきたんですか?」

「え?皆?」

「さっき、部室に来た時皆戻ってくるって…」

「ああ!あれ嘘だよ」

いたずら好きの子供のような顔で言った

「う、嘘だったんですか!?なんで…嘘なんか…?」

「いやなんていうか…とにかく類から離したかったっていうか…」

「え?」

「い、いや何でもない!てか、類怒ってるだろうな~」

そう言いながらポケットから携帯を取り出した

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