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A heart and wound

第1章 想い

雅「…ゃん、しょーちゃん!起きて!!」

翔「…ん〜?まさきぃ?」

雅「もー!こんなとこで寝て!風邪ひくでしょ!」

俺はいつのまにかソファで眠ってしまっていたらしく、仕事を終えてうちに来た雅紀に起こされた。

翔「んーまさき、ちゅーして。」

まだ、覚醒しきってなかった俺は、雅紀の首に手を回し、いつもは言えないセリフを堂々と口にできた。

雅「…俺が断れないの知ってるでしょ?」

雅紀は、俺の望み通り、キスをしてくれた。

翔「んふふ♪雅紀の味だぁ〜」

雅「…満足ですか、姫?…さぁってと、ごはん作るから、待ってて。」

そういうと、俺の腕を優しく外して、雅紀はキッチンへと消えていった。

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