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A heart and wound

第2章 甘い、切ない。

和「相葉さんも、酷なことするよね。絶対、気付いてるもん。」

潤「…ん、、、だよねぇ。」

あーまたもやもやしてきたぁ…

和「とりあえず、今日はもう帰ろう?」

潤「…嫌だぁ、まだ飲むー!」

俺は、2人の残像を掻き消すかのように、ぐっとまだグラスに残ったお酒を飲み込んだ。

和「もー!飲まないの!明日も早いでしょ?送っていくから!」

潤「…ニノんち、とめて。」

和「えっ⁈いや、明日早いって今言いませんでしたっけ?」

潤「泊めてくれなきゃ、動かないー!」

駄々っ子のようにそう言った俺に、呆れ顔のニノは観念したかのように、両手を挙げた。

和「…わかった!わかったから、とりあえず出るよ!」

そう言って、ニノは俺を支えて店を出た。

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