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A heart and wound

第3章 変化

衣装から私服に着替えながら、考え事をしていた。

…それは、さっきこと。

…うーん、なんでかなぁ?

雅紀のことを嫌いだと言う話はなかなか聞かない。

だから、そんな理由じゃないと思うんだけど…

あ、付き合ってるから?

邪魔しちゃ悪いって思われてるのかな?

…こういうことは、実はあの2人だけではなくて、前にもあったことで。

気を使わせてるのなら、すごく申し訳ないな、と思う。

もう少し雅紀との距離考えるべき?

…そんなに入りにくい雰囲気を作ってるつもりないんだけどなぁ。

気付かれても困るしね。

翔「…どーしたもんかなぁ…」

1人で考えててもしょうがないよね。

雅紀とも相談しよう。

翔「よしっ!」

気合いを入れ直し、楽屋を後にした。

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