A heart and wound
第4章 嫉妬
雅紀Side
翔「…雅紀〜!お腹すいたー!」
翔ちゃんは、俺の家に入って来るなり、そう言った。
雅「はいはい、もう用意できてるからっ…ていうか、まずはただいまとか言ってよ!」
翔「やった♪…お腹すいてんだよー!…まあ、ただいま?」
そう言って、首を傾げた。
雅「…うん、まあいいや。座ってて。」
翔「分かった!」
かわいいから、許す!
…予定がないときは、こうやって先に仕事が終わった方の家に来るっていうのが習慣のようになっている。
出来上がっていた料理をテーブルまで運んだ。
生姜焼きに、ポテトサラダ、味噌汁とご飯…翔ちゃんに喜んで欲しいなーって考えてたら、楽しくてレパートリーも増えた。
うん、なんか最近の俺、主婦みたいだ。
雅「…はい、じゃあ食べよっか?」
翔「え、めっちゃ美味そう!!いただきます!」
雅「はーやーいーよー!」
翔「…ん、まい!めっちゃ美味いよ、雅紀!」
雅「…美味いんならよかったけどさっ!」
…そんな笑顔みたら、なんも言えなくなるよ。
ズルいなぁ、もう。
飯を終え風呂も済ませて、2人でソファに座り、テレビを見ていた。
…さっきから翔ちゃんがそわそわしているのに気付いたけれど、あえてそれに触れず、他愛のない話を振った。
翔ちゃんは少し困ったように笑いながらそれに応えていたけれど、どこか心ここに在らずだった。
雅「…んー、面白かったね!…じゃ、俺キッチンの片付けしてくるねー」
番組も終わり、俺が立ち上がった。
翔「あ…あの、雅紀…今度ヒナとヨコと飲み行ってくるから。」
…少し申し訳なさそうに、翔ちゃんがそう言った。
雅「…ふーん、そう。楽しんでおいでね?」
そう言って、俺はニコッと笑った。
翔「ご、ごめんね…」
雅「ん?何が?…別に俺に気兼ねしないでいいよ?俺だってちょくちょく飲みに行くし。」
翔「…う、うん。」
雅「…ゆっくりしてて?すぐ片付けちゃうから。」
翔「…雅紀〜!お腹すいたー!」
翔ちゃんは、俺の家に入って来るなり、そう言った。
雅「はいはい、もう用意できてるからっ…ていうか、まずはただいまとか言ってよ!」
翔「やった♪…お腹すいてんだよー!…まあ、ただいま?」
そう言って、首を傾げた。
雅「…うん、まあいいや。座ってて。」
翔「分かった!」
かわいいから、許す!
…予定がないときは、こうやって先に仕事が終わった方の家に来るっていうのが習慣のようになっている。
出来上がっていた料理をテーブルまで運んだ。
生姜焼きに、ポテトサラダ、味噌汁とご飯…翔ちゃんに喜んで欲しいなーって考えてたら、楽しくてレパートリーも増えた。
うん、なんか最近の俺、主婦みたいだ。
雅「…はい、じゃあ食べよっか?」
翔「え、めっちゃ美味そう!!いただきます!」
雅「はーやーいーよー!」
翔「…ん、まい!めっちゃ美味いよ、雅紀!」
雅「…美味いんならよかったけどさっ!」
…そんな笑顔みたら、なんも言えなくなるよ。
ズルいなぁ、もう。
飯を終え風呂も済ませて、2人でソファに座り、テレビを見ていた。
…さっきから翔ちゃんがそわそわしているのに気付いたけれど、あえてそれに触れず、他愛のない話を振った。
翔ちゃんは少し困ったように笑いながらそれに応えていたけれど、どこか心ここに在らずだった。
雅「…んー、面白かったね!…じゃ、俺キッチンの片付けしてくるねー」
番組も終わり、俺が立ち上がった。
翔「あ…あの、雅紀…今度ヒナとヨコと飲み行ってくるから。」
…少し申し訳なさそうに、翔ちゃんがそう言った。
雅「…ふーん、そう。楽しんでおいでね?」
そう言って、俺はニコッと笑った。
翔「ご、ごめんね…」
雅「ん?何が?…別に俺に気兼ねしないでいいよ?俺だってちょくちょく飲みに行くし。」
翔「…う、うん。」
雅「…ゆっくりしてて?すぐ片付けちゃうから。」