A heart and wound
第4章 嫉妬
智Side
翔「準備出来たよ!」
智「あ、じゃあ行こうか。」
そう言って、楽屋を後にした。
昨日の約束の通り、これから一緒に飯に行く。
翔「…本当に大丈夫?…迷惑じゃない?」
智「何いってんの。迷惑なわけないでしょー?気にしないでよ。」
翔「…ありがとう!…も、智くん大好き!」
そう言って、照れ臭そうに笑いながら、俺の首に抱きついた。
…胸がドキドキと高鳴って、気付かれちゃうんじゃないかって、心配になった。
こういうことを、無自覚でしちゃうんだから。
だけど、そんなとこも、かわいくてしょうがなくて。
智「…も、翔ちゃん、苦し…」
照れ隠しに、そう言った。
翔「うわっ、ごめん、ごめん!大丈夫?」
翔ちゃんは、そう言うと、慌てて離れた。
…もう少し、あのままでいたかったな、なんて。
智「…もう、死ぬかも。」
翔「そこまでじゃないでしょ!」
そう言って、翔ちゃんがケラケラ笑った。
俺も、笑った。
…そうやって、翔ちゃんと笑い合えるだけで、翔ちゃんが笑ってくれるだけで俺は幸せ。
…それだけで俺は十分、だよね?
外に出ると、街はせわしく歩く人で溢れていた。
智「で、どこ行くの?」
翔「あ、こっちだよ!」
そう言って、俺の手を普通に繋いできた。
智「え、ちょ、ちょっと翔ちゃん!」
翔「…ん?何⁇」
そう言って振り向く翔ちゃん。
…いや、何って…
智「…いや、その、手…」
翔「え?嫌だった?」
智「いや…そういうわけじゃないけど…」
翔「…じゃあ行こう⁇」
そう言って、そのまま歩き出した。
翔「準備出来たよ!」
智「あ、じゃあ行こうか。」
そう言って、楽屋を後にした。
昨日の約束の通り、これから一緒に飯に行く。
翔「…本当に大丈夫?…迷惑じゃない?」
智「何いってんの。迷惑なわけないでしょー?気にしないでよ。」
翔「…ありがとう!…も、智くん大好き!」
そう言って、照れ臭そうに笑いながら、俺の首に抱きついた。
…胸がドキドキと高鳴って、気付かれちゃうんじゃないかって、心配になった。
こういうことを、無自覚でしちゃうんだから。
だけど、そんなとこも、かわいくてしょうがなくて。
智「…も、翔ちゃん、苦し…」
照れ隠しに、そう言った。
翔「うわっ、ごめん、ごめん!大丈夫?」
翔ちゃんは、そう言うと、慌てて離れた。
…もう少し、あのままでいたかったな、なんて。
智「…もう、死ぬかも。」
翔「そこまでじゃないでしょ!」
そう言って、翔ちゃんがケラケラ笑った。
俺も、笑った。
…そうやって、翔ちゃんと笑い合えるだけで、翔ちゃんが笑ってくれるだけで俺は幸せ。
…それだけで俺は十分、だよね?
外に出ると、街はせわしく歩く人で溢れていた。
智「で、どこ行くの?」
翔「あ、こっちだよ!」
そう言って、俺の手を普通に繋いできた。
智「え、ちょ、ちょっと翔ちゃん!」
翔「…ん?何⁇」
そう言って振り向く翔ちゃん。
…いや、何って…
智「…いや、その、手…」
翔「え?嫌だった?」
智「いや…そういうわけじゃないけど…」
翔「…じゃあ行こう⁇」
そう言って、そのまま歩き出した。