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A heart and wound

第4章 嫉妬

…大ちゃんの態度が、問いただすまでもなく、"何かあった"ことを匂わせていた。

…翔ちゃんは、きっと明日になったら忘れてるんだろうけど。

雅「…はぁ。」

どうしたら俺だけのものにできる…?

…両想いなのに、付き合ってるはずなのに、なんでこんなに不安になるの?

…翔ちゃんは本当に俺だけを見てくれてるの…⁇

…ふいに、頬を涙が伝った。

俺…泣いてる?

…情けない。

こんなことで。

…翔ちゃんが、そうやって人を惑わすのは、甘えるのは、酔ってるからってだけだよね⁇

翔ちゃんを信じろ、俺。

きっと…大丈夫、だよね…

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