A heart and wound
第5章 混沌
智「うん。…松潤?入ろ?」
潤「あ、ご、ごめん!」
松潤は、はっとしたような顔をして、慌てて楽屋に入った。
それを見届けて、俺も追うように楽屋に入って扉を閉めた。
奥の方に荷物を置いて、そこにあったイスに座る。
松潤も俺の隣のイスに腰を下ろして、ケータイをいじっている。
和「…あ、翔さん、話したいことあるんですけど、空いてる日、ありますか?」
翔「あ、うん。えっとねぇ…」
2人の会話を聞きながら、隣の松潤を見ると、必死で平静を保とうとしているのが見て取れた。
智「松潤〜⁇」
そう言って、首を傾げて松潤の顔を覗き込んだ。
潤「…な、なんだよぉ、リーダー。あ、構って欲しいの?」
そう言って、明らかな作り笑顔で、ニッと笑う松潤。
…その笑顔が痛々しくて。
なんか俺まで辛いよ。
気付けば、松潤の頭をぽんぽんと、撫でていた。
潤「なんだよぉ。」
そういうと、手を伸ばして、俺の右頬をつねった。
和「あ、ずるーい。2人でイチャイチャして!」
そういうと、ニノも寄ってきて、俺の左頬をつねる。
智「…って、おい!」
翔「…智くん、もってもてだね。潤も、にのも智くん好きだもんなぁ」
そう言って、いつの間にか顔を上げて俺たちのやり取りを見ていた翔さんが笑った。
これには、俺も苦笑いを浮かべるしかなかった。
自覚ないもんなぁ。
ちらっと松潤をみる。
…やっぱりすこーし強張ってる松潤の顔。
翔さんの態度が何も変わらないってことは…何か聞いちゃったか見ちゃったかしたのかな?
…さっき泣いてたのも、それ⁇
和「…なーに?翔さんも混ざる?」
翔「いやぁー遠慮しとくわぁ…」
和「…そんなこと言われると、逆にいじりたくなっちゃう♡」
そう言って、翔ちゃんに近づいて、くすぐり始めたニノ。
翔「ちょ、やめっ、ははははっ、も、はは、ははは…くるしっ…」
涙を浮かべて、笑い転げる翔ちゃん。
潤「あ、ご、ごめん!」
松潤は、はっとしたような顔をして、慌てて楽屋に入った。
それを見届けて、俺も追うように楽屋に入って扉を閉めた。
奥の方に荷物を置いて、そこにあったイスに座る。
松潤も俺の隣のイスに腰を下ろして、ケータイをいじっている。
和「…あ、翔さん、話したいことあるんですけど、空いてる日、ありますか?」
翔「あ、うん。えっとねぇ…」
2人の会話を聞きながら、隣の松潤を見ると、必死で平静を保とうとしているのが見て取れた。
智「松潤〜⁇」
そう言って、首を傾げて松潤の顔を覗き込んだ。
潤「…な、なんだよぉ、リーダー。あ、構って欲しいの?」
そう言って、明らかな作り笑顔で、ニッと笑う松潤。
…その笑顔が痛々しくて。
なんか俺まで辛いよ。
気付けば、松潤の頭をぽんぽんと、撫でていた。
潤「なんだよぉ。」
そういうと、手を伸ばして、俺の右頬をつねった。
和「あ、ずるーい。2人でイチャイチャして!」
そういうと、ニノも寄ってきて、俺の左頬をつねる。
智「…って、おい!」
翔「…智くん、もってもてだね。潤も、にのも智くん好きだもんなぁ」
そう言って、いつの間にか顔を上げて俺たちのやり取りを見ていた翔さんが笑った。
これには、俺も苦笑いを浮かべるしかなかった。
自覚ないもんなぁ。
ちらっと松潤をみる。
…やっぱりすこーし強張ってる松潤の顔。
翔さんの態度が何も変わらないってことは…何か聞いちゃったか見ちゃったかしたのかな?
…さっき泣いてたのも、それ⁇
和「…なーに?翔さんも混ざる?」
翔「いやぁー遠慮しとくわぁ…」
和「…そんなこと言われると、逆にいじりたくなっちゃう♡」
そう言って、翔ちゃんに近づいて、くすぐり始めたニノ。
翔「ちょ、やめっ、ははははっ、も、はは、ははは…くるしっ…」
涙を浮かべて、笑い転げる翔ちゃん。