A heart and wound
第5章 混沌
翔Side
「お疲れ様でしたー!」
《ありがとうございました!》
5人でバラエティのゲストとして、番組に出させてもらって。
…自分達の番組とはまた違った空気感で、なんだか新鮮で楽しかった。
雅「なんか、すげー楽しかったね!」
テンションの上がった雅紀は、楽屋に戻ってもまだ興奮冷めやらないようで。
和「相葉さん、うるさい。」
雅「なんかニノ、今日あたり強くない⁈」
和「だって、うるさい。」
雅「ひどい!ねぇ、しょーちゃん、ニノがいじめる‼︎」
翔「ははは…まあ、少し落ち着こうか?」
…同じこと考えてたことに、1人テンションが上がってたなんて、言えない。
雅「翔ちゃんまでひどい!」
和「あーうるさい、うるさい。」
智「賑やかだねぇ〜」
なんて言って、智くんが笑う。
…こんな時、いつもツッコミを入れる潤が、今日はなんだか静かで。
本番前から思ってたけど…なんだか変だ。
話しかけようとしたら、智くんに先を越された。
智「まーつじゅん?」
潤「…ん、あぁ。どしたの、リーダー。」
そのまま見つめ合う2人。
その状況に耐え切れなくなった智くんが吹き出した。
潤「なんで笑うんだよー!」
智「ごめっ…でも、ふふっ…」
雅紀とにのは、相変わらず言い争いを続けている。
…すげぇ笑顔で。
言い争ってる状況が楽しいんだろーな。
自然と俺も笑みがこぼれる。
みんなの笑顔、好きだなぁ。
…潤のことも、今朝の智くんのことも心配だけど、2人とも大人だし、俺が気にすることじゃないのかな。
翔「ていうか、みんな次の仕事いいの?」
俺が声をかけると、ニノが慌てたように時間を確認した。
和「うわっ、やべぇ!…相葉さんに付き合ってる場合じゃなかった!ありがとう、翔さん!」
雅「俺が付き合ってやってんだよ!!」
雅紀のその言葉を無視して、鞄に荷物を詰めて、立ち上がった。
和「…じゃあ、行くね!」
翔「おー!遅れんなよ〜」
智「またねぇ〜頑張って!」
そう言うと、走って楽屋を飛び出して行った。
そのにのの背中に、無視すんなーと叫ぶ雅紀。
「お疲れ様でしたー!」
《ありがとうございました!》
5人でバラエティのゲストとして、番組に出させてもらって。
…自分達の番組とはまた違った空気感で、なんだか新鮮で楽しかった。
雅「なんか、すげー楽しかったね!」
テンションの上がった雅紀は、楽屋に戻ってもまだ興奮冷めやらないようで。
和「相葉さん、うるさい。」
雅「なんかニノ、今日あたり強くない⁈」
和「だって、うるさい。」
雅「ひどい!ねぇ、しょーちゃん、ニノがいじめる‼︎」
翔「ははは…まあ、少し落ち着こうか?」
…同じこと考えてたことに、1人テンションが上がってたなんて、言えない。
雅「翔ちゃんまでひどい!」
和「あーうるさい、うるさい。」
智「賑やかだねぇ〜」
なんて言って、智くんが笑う。
…こんな時、いつもツッコミを入れる潤が、今日はなんだか静かで。
本番前から思ってたけど…なんだか変だ。
話しかけようとしたら、智くんに先を越された。
智「まーつじゅん?」
潤「…ん、あぁ。どしたの、リーダー。」
そのまま見つめ合う2人。
その状況に耐え切れなくなった智くんが吹き出した。
潤「なんで笑うんだよー!」
智「ごめっ…でも、ふふっ…」
雅紀とにのは、相変わらず言い争いを続けている。
…すげぇ笑顔で。
言い争ってる状況が楽しいんだろーな。
自然と俺も笑みがこぼれる。
みんなの笑顔、好きだなぁ。
…潤のことも、今朝の智くんのことも心配だけど、2人とも大人だし、俺が気にすることじゃないのかな。
翔「ていうか、みんな次の仕事いいの?」
俺が声をかけると、ニノが慌てたように時間を確認した。
和「うわっ、やべぇ!…相葉さんに付き合ってる場合じゃなかった!ありがとう、翔さん!」
雅「俺が付き合ってやってんだよ!!」
雅紀のその言葉を無視して、鞄に荷物を詰めて、立ち上がった。
和「…じゃあ、行くね!」
翔「おー!遅れんなよ〜」
智「またねぇ〜頑張って!」
そう言うと、走って楽屋を飛び出して行った。
そのにのの背中に、無視すんなーと叫ぶ雅紀。