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男の娘をプロデュース!?

第1章 100年に一人の逸材

新学期の慌ただしさが終わり、新しいクラスも馴染んで来た五月の連休明け。

隠れ腐女子の私、應田梨月(おうだりつき)は周囲に腐女子を悟られることなく無事に高校二年のクラスに馴染めていた。

別に望んだ訳ではないが、見た目が無駄に美少女な私は男子にも女子にも浮わついた人気がある。

真っ黒な私の腐女子的趣味(ダークサイド)を知られたらきっとドン引かれるんだろうなぁって思う。

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