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男の娘をプロデュース!?

第5章 売り子

と、その瞬間に早乙女君の存在に気付いた。

「と、どうも」
「キャーッ!? イケメン増えてるしっ!! 可愛いっ!!」

その子は歓喜の声をあげた。

「か、わいい……?」

その声に周りの人も反応をして振り返る。

「あ、ほんとだ!!」
「新しいメンバー? 更に可愛い子増えたんだ!!」

常連メンバーがずいっと早乙女君に近寄った。

完全に男装した女子と勘違いされた早乙女君はひきつった笑いを浮かべて言葉を発せられない。

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