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「そうかな？」

みぃこがボソッと呟く。

「もし私たちと一緒にいたのが他の人なら女の子と勘違いされなかったんじゃないかな？」

「そんなことは……」

「いや、みぃこの言う通りだよ。だって今日やって来て早乙女君を女の子と勘違いした人たちってほとんどは私たちだってはじめてあった人たちだもん」

「えっ……そ、そうなの……？」

「うん」

そう。それは事実だ。

まあ狭い世界だから顔くらいは見覚えある人もたくさんいたけど、別に話とかまではしてない人も多く含まれていた。