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男の娘をプロデュース!?

第5章 売り子

荷物が少ない私たちは素早く撤収作業を終えて会場をあとにした。

「どうだった? 同人即売会も悪くないでしょ?」

「即売会がどうこういう問題の前だよっ!!」

早乙女君は言いたいことが多すぎて何から言えばいいのかわからなくなってるみたいだった。

「男の子の格好してるのに女の子と間違えられるんだから、早乙女君はやっぱり美少女だってことなんだよ」

「今日の場合はどう考えてもシチュエーションが悪すぎただけでしょ!! 両脇に男装した女子がいれば誰だってもう一人も女の子だって勘違いするよっ!!」


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