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男の娘をプロデュース!?

第2章 スカウト

「少しは真面目に考えてよ」

「そんなの普通に話し掛けていったらいいじゃない? 大抵の男子なら梨月みたいな美少女に声かけられたら大喜びだよ?」

面倒臭そうに上目遣いでこちらを見てくる。

「そんなことないって」

「そんなことあるって。梨月は無駄スペックなほど可愛いんだから。目はぱっちりで鼻筋も通ってるし。卵形の輪郭も可愛らしいし」

親友にそうやって誉められると顔が赤くなる。

「でも……何て言うの? 女の子みたいな格好してみないって言うの?」



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