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男の娘をプロデュース!?

第2章 スカウト

翌週の月曜日。

「おはよう、早乙女君!!」

これまで一言も話したことないのにも関わらず、朝いきなり挨拶をしてみる。

「えっ……あ、おはよう」

明らかに不審を抱いているのが丸わかりなリアクションをとられる。

男子と話すのは別にそんなに緊張するわけではないが、こうしてひかれてしまうと妙に緊張する。

耐えがたい空気に私の頭は早くもフリーズ寸前。
二年使ったスマホばりのフリーズ。

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