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男の娘をプロデュース!?

第2章 スカウト

「あ、あああのさ……早乙女君って美術部なんだよね」

「うん、まぁ……そうだけど」

早乙女君の方は意外と落ち着いている。

もっとキョドった感じかと思ってたから意外だ。

「わ、私もね……絵を描くんだ」

キョドる私は最終手段の共通話題をいきなり振ってしまう。

「へぇ。そうなんだ。どんな絵?」

しかしそれがよかったらしい。

絵の話をすると早乙女君の態度は急に軟化した。

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